電車に乗る。

今日私は電車に乗った。私は日常的に長時間電車に乗る。大学への通学のために、友人と会うために、その目的は様々だが、まだ自動車免許を持っていない私にとっては電車は重要な交通手段だ。生まれてこの方電車に乗ったことが一度もない、という人は少ないだろうが、人は電車に乗っているとき何を見ているだろう。スマホだろうか、風景だろうか、それとも周りの人だろうか。私は電車に乗るとき、いつも不思議な感覚にとらわれる。いつも、とはいっても毎日そんなことを考えているわけではない。私自身がふと周りを見回した時、それは襲ってくる。その感覚というのは、今目の前に座っている人は、そのスマホで誰と連絡を取っているのだろう、隣に座るその人はどうしてそんなに深刻そうな顔で地面を見つめているのだろう、というようなことを考えたときに、沸き起こってくる感覚だ。そんな時私は思うのだ。その人たちにも、私と同じように自分を取り囲む社会があって、文化があるんだな、と。その人にも人生があるんだな、と。そう考えると、不思議でたまらなくなる。私には直接かかわりがないところでも世界は回っていて、世界は干渉しあっている。そして、そこでも誰かが生きている。自分と同じように。そしてきっと、私自身と同じような感覚にとらわれている人がいる。その対象が、自分になっている。そう思うと、なんだかふわふわとした気分になる。自分が世界にいることが、不思議に思えてくる。私は今日、電車に乗った。そして、また、いつものようにそんなことを考えていた。今目の前にいるその誰かも、もしかしたら私を見てそんなことを考えているのかもしれない。そう思いながら。

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